2017年03月17日

ドラマ「嫌われる勇気 #8」ストーリーは使うもの



ストーリーは要らない。

これは、幸せになるために大切な概念です。

ストーリーセラピーなんてやっている
ストーリーセラピストであるわたしは、
ストーリーの力、物語の力を信じています。

だから、物語が不要になる、
ストーリーが要らなくなるという言葉に
初めてふれたとき、とてもショックを受けました。

しかし、わたしは同時に幸せ力について考え、
実践する者でもあります。

今、この瞬間にもわたしたちは幸せになれる。

父がずっと学んでいる禅の教えを
かいま見てきた幼年期・少年期。
そして自らはエンターテインメントの
物語作品と心理学を学ぶことで
その仕組みを科学として理解できるようにもなりました。

その結論の一つとして、
「ストーリーは要らない」は、
核心をついています。



便秘と下痢を繰り返します。汚い話ですみません。
でも、これで自分の体調やストレス状況を
日々チェックもしています。妻がわたしの為に
常備しておいてくれる雪印メグミルクの
ヨーグルト「ナチュレ」のおかげで、下痢とは
いっても苦しむことはありません。
わたしの生活に欠かせない生命線です。

ドラマ「嫌われる勇気」
第8話


医療機器メーカー勤務の営業マン、
松田が、バットで頭を殴られ殺害されました。

現場の外壁には、赤いスプレーで
「六五」というメッセージが残されていました。

翌日、蘭子(香里奈)たちが捜査会議を
していると、鑑識の由稀菜(岡崎紗絵)が、
駆け込んできます。

凶器のバットに付着した指紋の該当者は
15年前に殺害された中学生の鈴木将也
だというのです。

しかし、バットは5年前に製造されたもので、
鈴木少年の指紋が付くことはありえません。

また三宅(桜田通)の調査により、
15年前に鈴木少年を殺害した加害者の一人が
松田であることが判明します。

かつて松田は、不良グループの一員でした。
鈴木少年殺害の主犯は、
グループのリーダーの佐野。

当時、見張りをしていたのが、
松田と前畑という男でした。

佐野は、17年の懲役刑を受け服役中。

松田と前畑は、普通の生活を
送っていましたが、
何者かに命を狙われている、
と松田は前畑に知らせていたようです。

半田は青山(加藤シゲアキ)に、
大文字(椎名桔平)のところへ行き、
「六五」の解釈を聞いてくれと命じます。

青山は、蘭子に声をかけますが、
るが、蘭子は今回は別行動だと勝手に出ていきます。

蘭子には思い当たるフシがありました・・・。



ナチュラル・ボーン・アドラー
大文字にそう言われている蘭子も
完璧ではなかったようです。

「これは私の課題です」

という言葉を大きく使い間違えます。

ただ、周囲を立ち入らせない為の
防御壁にしてしまいます。

それは、自分の過去に
捕らわれているせいでもありました。

大文字はそんな蘭子に気づいている様子。

そして、青山に言います。

過去でも未来でもなく、わたしたちは
「今、ここ」に生きるべきなのだと。

今ここ・・・幸せの神髄といってもいい考え方。

今を生きる、ここを生きる。

そのことを言っているんですね。
これは禅の考え方でもあります。

過去への後悔や不満、未来への不安。
それらを感じているのは全て
今ここにいる自分です。

でも、今の自分がどう生きるかなんて
過去の自分とは関係ない。
過去がどうあれ今選びたい生き方を選べばいい。

そして未来への不安は、まだ起こりもしないし
起こるかどうかもわからないことを
あれこれ考えて今という時間を不安に過ごす
という、言ってみれば無駄な時間を過ごしている。

過去にも未来にも縛られない。
ただ、今という瞬間を生きるのみ。

ストーリーとは過去、現在、未来を
因果関係で結び、物語性を産んだものです。

過去と未来に縛られないのなら
ストーリーは要らない。

ストーリーセラピストとして、
このショッキングな言葉に出会ったのが
書籍「嫌われる勇気」でした。

ストーリーは要らない。
今、この瞬間に幸せになるなら要らない。
一つの心理です。

でも、それを理解できるようになるまで
わたしはエンターテインメント作品のみならず
自分の人生や他者の人生から
様々なことを学んできました。

それらがストーリーだったからこそ
理解できるようになったこともまた事実です。

つまり、幸せになるためにストーリーは
必要ではないけれども、
幸せを理解するためにストーリーは
有効であるということです。

その証拠に、書籍「嫌われる勇気」も
青年がある哲人を訪ねてきて
対話を通して気付きを得ていくという
ストーリー仕立てになっています。

ストーリーは必要ではないけれど有用ではある。

つまり、道具。

さまざまな学びを得るためにとても便利な
発明品なのです。

だから、ストーリーにふれるというのは
積極的にその道具を使っている
ということです。

ストーリーの使い方は実に様々です。

もちろん人生を豊かにするために
使われるべきでしょう。

あなたも、縛られることなく
人生を豊かにするために
存分にストーリーを、物語を”利用”して下さい。


         全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする