2017年03月05日

ドラマ「A LIFE〜愛しき人〜 #6」子離れ…頼ってもらえない寂しさも楽しむ



子離れには寂しさが伴います。

今また、わたしたち夫婦は、
子離れの次の大きなステップを
迎えつつあるようです。

これまでも、段階的に
時々襲ってきた、親の葛藤の時期。

とはいえ今後は
息子の青春期、思春期、反抗期…

数年間は怒涛のように、きっと
時にはドラマチックに、訪れるんでしょうね〜。

もう、覚悟決めて大変さも寂しさも
ぜ〜んぶ味わい尽くして楽しむしかない!

ザ・子育ての醍醐味!
ってところでしょう。



HDDレコーダーって、今年になって初めて
自宅に来ましたが…溜まりますねぇ…
簡単に録っちゃうし、見る時間はない。
みんなの悩みを今更体験中です。

ドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」
第6話


を観ました。

深冬(竹内結子)に病状を告知するのは
有効な手術方法が見つかってから・・・

そう思っていた沖田(木村拓哉)でしたが
先に知られてしまいました。

壮大(浅野忠信)も深冬を気遣いますが、
夫婦の間もぎこちない空気が漂います。

そんなとき、急患が運び込まれ、
沖田が執刀、井川(松山ケンイチ)が
助手としてつきました。

手術には家族の同意が必要ですが、
現れたのは壇上記念病院の
顧問弁護士・実梨(菜々緒)。

急患は実梨の父親だったのです。

何か訳があるようで父親の手術に
同意できないと繰り返す実梨。

羽村(及川光博)から
難しい手術だと聞いた実梨は、
井川が執刀するという条件付で
オペに同意すると言い出します。

失敗を前提にした指名か?
井川は誇りをかけて
手術の準備に取り組むのですが・・・



深冬を案じる壮大は、
家事などを率先してこなし、
深冬の役に立てることが嬉しいようです。

貢献感・・・なのかと思ってみていると
妻の命の危険が迫っているにも関わらず
鼻歌まで歌い出す壮大。

遠慮する深冬に上機嫌の笑顔で
「もっと俺を頼ってくれよ」
といいます。

少しズレている。

自分の幸せを考えた先に人の幸せがある。

しかし、この場合の壮大には
自分が頼られたいという欲求が
満たされることにだけしか意識が行っていない。

よく言えば子どものように純粋だけども
いま、何のための気遣いなのか、
本末転倒になっていますよね。

そんな壮大が、自分には頼れないことで
沖田に頼る深冬を目の当たりにしたら
一体どうなっちゃうのでしょう?

なんて思ってみていると、
まあ、その通りになっちゃうわけですが・・・

この当たり。つまり嫉妬によるドロドロで
お話のメインの部分を盛り上げちゃうのが
わたしの好みにはそぐわないのですが、
それでも本道はプロフェッショナルの
ネバーギブアップと成長のお話・・・

今シーズン保存版候補第1位にしています。

壮大、つまらない男です。小さい男。
それだけに自分で自分を孤独に追いやって
そのことにも気づかないような男。

しかし、「俺を頼ってくれよ」と言った
壮大の気持ちも良くわかります。

上機嫌になってしまうほど
大好きな人の役に立てることが
嬉しかったのも、非常によくわかります。

純粋です。

それだけ「大好き」でいられるのも
羨ましいくらいです。

でも、大人同士です。
一人の人間として距離をとるべきときはある。

わたしは最近では壮大と似たような
嬉しさから寂しさへの移り変わりを
息子との関係の中でしょっちゅう経験しています。

それは妻もそう。

息子がどんどん成長していき
精神的に自立しようとしている。

親離れしようとしているのですから当然です。

今まで親がやっていたことを
自分でやるようになる
自分でやるようになるだけならまだしも
跳ねのけるような態度をとることもあります。

一瞬、カッとなるようなこともあります。

それは猛烈に寂しいからなんですよね。

でも、それは正常な成長なのですから
むしろ喜ぶべきこと。

この感情の切り替えが自分で意識して
出来るかどうかが、壮大のように
子どものままの感情の状態で大人になるか
感情もしっかりと成長できているかの
ひとつの分かれ目でもあるのでしょう。

生まれたときから、日々顔が変わる息子。
つまりみるみる成長してきた。

一時も同じ状態のまま止まってはくれません。

思春期、青春期、反抗期だって
ぼやぼやしていたら終わってしまう。

だったら、その一瞬一瞬を味わい尽くさないと
もったいないですよね。

壮大だって、深冬がいつまで
いまのような健康な状態でいられるのか
わからないのですから、
自分が貢献できることは素直に喜んで
今ここに深冬がいることを感謝して
深冬が苦悩していることも見守って、
沖田の存在に感謝して
自分の嫉妬とも向き合って
そんな今全部を感謝して生きなきゃ
大好きな人がいなくなってから
「あれは幸せな時間だったんだ」
なんて後悔することになりかねない。

今には無限の幸せが隠れているのですから。


        全ての物語のために










posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする