2016年03月31日

アニメ「ルパン三世 #24 世界解剖(後篇)」世界の調和に必要なものの始まりと終わり



「君たちがいて、僕がいる」

わたしたちが子どもの頃に、
父がよく言っていた言葉です。

なんとなくわかっているつもりでも
自分が父親になってみて
さらにあの父の気持ちを理解できました。

でも、この言葉には
もっともっと、深い意味があったのかも・・・



始まる数ヶ月前から楽しみにしていたこのアニメ。
オープニングは勝手な期待もあり不満ももらしましたが、
それでも20年以上、毎年のように放送されていた
テレビスペシャル版への不満を考えれば、
よくぞ作ってくれた!と終わってみて大満足でした。

アニメ「ルパン三世(第4シリーズ)」

第24話(最終話)「世界解剖(後篇)」
を観ました。

ダ・ヴィンチに
人格を支配されてしまったレベッカ。

ルパンはレベッカを助けるために、
ダ・ヴィンチが使った手法でルパンの意識を
レベッカの脳内に送りこみました。

レベッカの脳内に入ったルパンは
ダ・ヴィンチが作りだした
罠の数々に悪戦苦闘します。

囚われの身となっていた
レベッカの人格になんとか会うことができたルパン。

しかし、生気を失ったレベッカは
すべての記憶がダ・ヴィンチによって
塗り替えられてしまっていました。

ルパンの事も覚えていないようで・・・



ルパンがダ・ヴィンチに言いましたね。
「世界の調和に必要なモノを
あんたが忘れちまってんじゃねぇのか?」
みたいなことを・・・

実は観てからしばらく経っているので
よく覚えていません。

わたし自身の中で、
ルパンが言いたかったこと、
ダ・ヴィンチが思い出したことが
何だったのか?

考えてみたかったからです。

この話では、明確な言葉で
コレが答えだ!
みたいなのは示されませんでした・・・よね?
もしかして、わたしが気づけなかっただけ?

いずれにせよ、
わたし自信で考える機会を持てたことに
感謝しながらこのタイトルを寝かせて起きました。

これは、今のわたしにとっての答えであって、
人それぞれ、考え方、捉え方は違ってくるでしょう。
(その事実自体ももうその答えの一部ですよね?)

「君がいて、僕がいる」

この言葉が全てだと思っています。

世界に人間がひとりだけなら、
人間なんてきっといらない。

排除されて世界は調査するでしょう。

でも世界の中に人間は組み込まれています。

そしてこんな世界でわたしたち人間は
ひとりでは生きていけない。

まずはもう一人誰かが欲しいですよね?

そして、もしそこにいるもう一人が
自分と全く同じ人格と思考を持つ
自分自身だったら?

たぶんそれは結局ひとりぼっちと変わらない。

寂しいからではありません。
自分を見つめる自分以外の視点がないから。
それでは結局、自分の存在すら感じられないでしょう。
ただ、ほかの生物同様に
ただ生きるだけになってしまう。

つまり、まずは『自分とは全く違う』
別の人間の存在が必要。

それが人間が存在する世界の調和の始まり。
だと思うんです。
そして、同じ人間はやはり要らなくて、
「みんなちがってみんな良い」
ということになるのでしょう。

「君たちがいて、僕がいる」

ってそういうことですよね。

現実にはクローンなんて
もうじき本当に誕生するかもしれません。

同じDNAを持つ自分と同じ人間が
人工的に誕生する日も
遠くないのかも・・・

もしそうなったら?

それでもやっぱりその人は別人です。

だって、自分と違う『生い立ち』
なんですから、思考だって感情の癖だって
絶対に違ってくるし、
それはもう、自分とは別の魂をもった
別人格でしょう。

成長の仕方も速度も十人十色。

みんな違ってみんないい。

それが人間がいる世界の調和に
必要な条件・・・

まずは、外れてはいないでしょう?(笑)


            全ての物語のために








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2016年03月30日

ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン #3 援助Wingman」モテない男の魅力の伝え方



モテない男性は、
「自信がないから口説けないんだ」
「自信があれば口説けるよ!」
「自信の持ち方がわからないんだよ!」
と言います。

確かに、自ら女性にアプローチできる男性は
自信があるように見える。

実際にある種の自信は持っています。

でもそれは、フラれないという自信ではありません。

自信を理由にモテないまま行動できない男性は
そこを勘違いしています。

自ら行動を起こして口説いている男性も
じゃんじゃんフラれている。

むしろ行動しない男性よりも
たくさんフラれている。

でも、それで「人生終わりだ〜!」
とはならない。

彼らが持っている自信とは
そういう自信です。

フラれたからって自分を否定されたわけじゃない。
という自信なんですね。

フラれることは覚悟の上。
それでも、腐らない自信。
ちゃんとふってくれた女性に
感謝すらできる自信。

そういう自信なんです。



人気があればシリーズが続き、なければ打ち切り。
そんなシビアなアメリカのテレビドラマの世界。
そんな中で、シリーズを重ねるごとにどんどん
テーマが深くなってきているこのシリーズ。

ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン」

第3話「援助 Wingman」
を観ました。

サマリタンの“目”を避けながら
マシンが送ってきた今回の対象者は、
プロの“ウィングマン”。

女性にうまくアプローチできない男性に
アドバイスし、ガールフレンドを見つける
手伝いをするのが仕事です。

ファスコ刑事は、フィンチに要請され、
そのウィングマンを探るために
“客”を装い彼に近づいていきます。

そんな中、リースは刑事の仕事で
上司に目をつけられないように
上手くこなしていく方法を模索します。

一方マシンは、フィンチとルートに
謎の使命を託し、
フィンチは半信半疑付き合うことに…。



今はウィングマンという言い方があるんですね。
「最後の恋のはじめ方」で
ウィル・スミスが“デートコンサルタント”
という呼称で演じた職業。

やはり、ヤボッたい男から見れば
いかにも遊んでいそうないけ好かない感じ…
という第一印象になるようです。

せっかく前回、
小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 第2巻」
で、まっすぐな少年の瞳に胸が疼く
少女を描いた部分の描写を引用で紹介しました。

タイミングばっちりで、今回の“ウィングマン”の
恋の手ほどきです。

というのも…

わたしもストーリーセラピーの延長で
純愛セラピー”というのをやっています。

男性に女性の口説き方を
教えたりもします。

ネットで探すとたくさん出てくると思いますが
恋の手ほどきをしているアドバイザー的な人、
いわゆる恋愛コンサルタントは
今や無数にいます。

その内容も十人十色ですが、
一般的なイメージとしてはプレイボーイ的な人。
遊び人的な人がやっているものと思われがち。

現にホスト出身とか、ナンパ師とか、
そういう人たちが人気を集めているので
そのイメージも仕方ありません。

映画「最後の恋のはじめ方」のウィル・スミスも
今回の“ウィングマン”も、
スマートでオシャレで、女性にはモテる。
そんな設定です。

彼らは、女性の心を掴むのがうまい。
だからそういう仕事をしているんだ…というと
説得力がありますよね。

じゃあ、わたしもそうなのか?(笑)
申し訳ないけど、全然違います。
女心なんて、わたしの方が教えて欲しいくらい!

そんなわたしがなぜ
恋愛コンサルみたいなこともしているのか?

それは…
モテなくてデートもできなかったのに
苦労してデートの誘いを高確率で
成功させられるようになったからです。

モテないフツーのマジメな男が
遊び人のまねをせずに。

自分の誠実さを武器にまっすぐ誘って
その態度に好感を持ってもらい
ちゃんと恋人候補として
デートに来てくれるようになったからです。

遊び人のようなモテ方をしないと
女性と付き合えないわけではない。
そんなの普通の善良な人たちからすれば
当たり前のことですよね。

でも、ネットにしろリアルのサービスにしろ
何かと「ナンパ成功○○人!」
だのと、やたらと性欲をあおって
“オンナ遊び”と“誠実な恋愛”
の垣根が非常に見えにくくなっている。

今でもそうですよね。

恋人を作りたい男性へのサポートのはずが
アダルトサイトなの!?
と思うようなサイトが乱立している…

結婚情報サービス業者などはさらにリアルで、
お客さんの将来の幸せのために
一生懸命サポートしてくれる業者がある一方で、
金持ちの士業やお医者さんたちや
そういう男を狙う金持ちのお嬢さんたちを
“金ズル”だと思って、機嫌を取って高額な会費を
引き出すのが“サポート”だと思っている業者もある。

「最後の恋のはじめ方」のウィル・スミスも
今回の“ウィングマン”も、
根っこは同じでした。

どちらも見ていただければわかりますが、
とにかく誠実。

むしろ、女性を騙すような男がいるからこそ
そして、本当はとてもマジメでいい男が
たくさんいることを知っているからこそ
自分のような仕事が必要なんだ!

と誇りを持ってやっているし
真剣にクライアントの幸せを願っている。

今回の話も、とても粋なお話でした。

最後に、“ウィングマン”がファスコに言います。

『目を見て、自信を持って、楽しめ!』

そう。
目を見て誠実に自分を伝えればいい。
あなたに興味がある…
一緒にいることを楽しんでいる…
そんな気持ちはちゃんと伝わるから。

軍事組織のお姫様オードリーも
バナージの迷いのないまっすぐな眼に
ハートを射抜かれました。

バナージとオードリーは
戦争が始まるかどうかの瀬戸際の
緊張感の中でのやり取りですから
「楽しむ」というのは入り込む余地は
ありませんでしたが、
バナージが迷いなく行動できたのは
オードリーを見つけてドキドキしたからです。
“ズレている”という感覚が消えて
自分が為すべきと思ったことに迷いなく向えたからです。

まっすぐに相手に興味を持って。
そしてダメならダメで仕方がないという
覚悟をもって、いっそフラれる可能性も楽しむ。

フるというのはちゃんと向き合ってくれた証拠。

だからそのことに喜んで感謝を示すという
覚悟をもって接すれば、
フラれたとしても好感は持ってもらえるはず。

あなたがもし、自信なく行動できていないなら、
そういう気分で腹をくくって行動してみてください。

「最後の恋のはじめ方」
「パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン #3 援助Wingman」
を観て、2人の援助者の言葉を聞くのもありかも!


                      全ての物語のために



















タグ:ドラマ パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン #3 援助 WINGMAN モテない男の魅力の伝え方 モテない男 自信がないから口説けない 自信があれば口説ける 自信の持ち方がわからない 女性にアプローチできる男 自信があるように見える 実際にある種の自信は持っています フラれないという自信では 勘違い フラれたからって自分を否定されたわけじゃない フラれることは覚悟の上 ちゃんとふってくれた女性に 感謝すらできる自信 第3話 サマリタン マシン ウィングマン ガールフレンドを見つける 手伝い デートコンサルタント ウィル・スミス 最後の恋のはじめ方 小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 第2巻」 ストーリーセラピーの延長 純愛セラピー 女性の口説き方 アドバイザー 恋愛コンサルタント プレイボーイ 遊び人 ホスト出身 ナンパ師 女性の心を掴むのがうまい デートの誘いを高確率で 成功させられるようになったから 普通の善良な人たちからすれば 当たり前のこと ネット リアルのサービス 性欲をあおって オンナ遊び 誠実な恋愛 恋人を作りたい男性へのサポート アダルトサイトなの!? 結婚情報サービス業者 目を見て、自信を持って、楽しめ! ドキドキしたから まっすぐに相手に興味を持って 覚悟をもって フラれる可能性も楽しむ
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2016年03月29日

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 福井晴敏 著 角川書店 #2 ユニコーンの日(下)」その2 女心、顔で笑って心で泣いて…



夫婦も年月を重ねると、日々のこまごましたことに
いちいち目くじらを立てるようになってしまい、
そんな自分に反省することがあります。

ちょっとした言葉尻をマイナスに捉えたり
たまたま消し忘れていた電気を
「『いつも』消し忘れてる!」と責めたり…

これって、目の前のこと、
特に表面上に現れていることだけしか
見れていない上に、
自分の感じ方だけにとらわれて
いっぱいいっぱいになっている状態ですよね。

自分の不快感にいっぱいいっぱい。

余裕がなさすぎる。

でも、付き合っていたころ、
出会ったばかりのころって、
もっと違うことを優先していたハズですよね。

顔で笑って、心で泣いて…

元気そうに見せているけど、
今日はちょっと元気ないぞ?

とか、相手の様子や気持ちを含めて
考えてあげられていた。

そういうこと、本当はできる。
自分にそう確認しながら、自己反省です。



テレビアニメのスタートを目前に
角川書店からは、全10巻で終わったはずのこの作品の
第11巻が発売されました。
どうやら、福井晴敏さんのガンダム作品短編集のようです。
どのタイミングで読もうかな♪

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」
第2巻 福井晴敏 著 角川書店
「ユニコーンの日(下)」

をもうすぐ再読完了します。

バナージに助けられ、メガラニカに到着したオードリー。

会うべき人…ビスト財団当主の
カーディアス・ビストにあいました。

しかし、カーディアスは民間人であるバナージを
メガラニカから追い出します。

初めはバナージも抵抗しますが、
オードリーにも帰れと言われ…

それが、第1巻の終わりの当たりでした。

第2巻では、ビスト邸でもてなしを受けたオードリーが
ひとりで客室にいる時に、客室の羊飼いの絵を見ながら
モノ思いにふける描写があります。
一部引用します。

労働の刻苦を滲ませながらも、
広い世界を映そうとしているまっすぐな瞳。
ふと、バナージ・リンクスという名前が思い出され、
オードリーは奇妙な疼きを胸に覚えた。
好ましい異性というわけではなく、
顔の作りもつぶさには憶えていないのに、
あの手のひらの感触ははっきり肌に残っている。
大義からでも忠誠からでもなく、
ただ感情に任せて張りついてきた手のひらの持ち主は、
この絵に描かれた羊飼いの少年にちょっと似ていた。
おとなしそうでいて、無遠慮に斬り込んでくる瞳の色――。
『君が誰だってかまわない。必要だって言ってくれ』
 耳の奥に残った声が、部屋の静寂を揺らして
頭の中を行き過ぎる。なんてことを言うのだろう。
いまさらながら呆れ、オードリーは小さく苦笑した。
会って間もない、素性もわからぬ相手に
迂闊すぎる物言いだと思うが、あの一瞬、
バナージの目は本気だった。
この絵の少年と同様、
なにかを希求する切実な光がその瞳に宿っていた。
意識して切り離す言葉を出さなければ、
自分はあの光に引き込まれていたかもしれない。
あれからどうしただろう?無事に学校に戻れただろうか?
「必要……だったのかしらね」
 あの手のひらが引っ張ってくれたら、
いますぐここを抜け出すことだってできるだろうに。

(以上「機動戦士ガンダムUC 第2巻より引用※改行はブログ筆者)



オードリーはバナージに「必要だと言ってくれ!」
と言われて強い瞳で、「必要ない」
とハッキリと拒絶して見せました。

反地球連邦政府組織の御姫様と
民間人の高専の学生。

戦争を止められるかどうかという
大局に巻き込んでいい相手ではない。

オードリーの立場からすれば
それがバナージへの責任でした。

でも、ひとりになり、ふと上記のような思考がめぐる…

お姫様とは言え、バナージと同じ16歳の少女。

ひとりの少女としての胸の疼きが
とても良く描かれていますよね。

ようは、バナージの真っ直ぐな思いに
ハートを射抜かれたんじゃないの!?

と、デリカシーに欠けるオジサンとしては
ニヤケてしまったりもします(笑)


「必要ない」

この拒絶は、男には相当辛いものがあります。
このやり取りはアニメでも描かれますが、
やはり痛々しいです。

でも、その冷たくも見える厳しいオードリーの表情の下では
このような乙女心の種が植え付けられていた…

顔で笑って心で泣いて…
と同じですよね。

表面上の反応だけにとらわれていたって、
どんな人間関係も上手くいかない。

本当は自分がどう感じているのか?
本当は相手がどう感じているのか?

それを感じとれる力というのは
本来誰にでもある。

11歳の息子を観ていても思います。

日々の忙しさにかまけて
表面上のことでいっぱいいっぱいになっていることが多い
わたしたち両親よりも、
ずっとずっと、家族全体の“気分”を察知している。

わたしたちは日常にかまけているだけ。

生活に“追われる”といいますが、
本当でしょうか?

もしかしたらそう思い込んでいた方が
繊細な感受性を働かせるという
「面倒なコト」をしなくていいから、
そのための言いわけにしてしまっているんじゃないか?

愛する家族を守りたいのなら、
そんな自分としっかり向き合ってみよう

…と思えますよね。


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2016年03月28日

ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン #2 オウムガイNautilus」答えは自分でさがして



相手の気持ちを尊重することが
難しいときってありますよね。

自分のことを、もっと分かって欲しいのに
なかなか分かってくれない。

自分のことを理解して欲しい。
その思いがかなわないと
寂しくて悲しくてイライラして
相手を責めてしまう。

そういうときは少し時間をおいて
自分が相手を許せる気持ちを整えます。

でも、相手が自分をいつ許すか・・・

それは相手が決めることであって
こちらが決めることではない。

そこでまた衝突をしないように・・・

あなたがそういられるように
わたしは祈っています。


息子とケンカをしても、やっぱり
息子が読みたいと思うマンガを夜な夜な
探し求めて書店をはしごしてしまいました。
やっと、「暗殺教室」第1巻を購入して帰ると
家は真っ暗。まあ23:30回ってましたからね。
そして、朝は妻と息子が目覚める前に家を出るのでした・・・

ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト フォースシーズン」

第2話 「オウムガイNautilus」
を観ました。

マシンがはじき出す人物の捜索には、
これ以上関わりたくない
と言っているフィンチ。

しかし次の対象者が、
街を舞台に行われている死ぬか生きるかの
謎めいたゲームに参加している
優秀な大学生だとリースから知らさ、
にわかに興味をそそられたようです。

最大の問題は、
サマリタンに知られずに
その大学生を助けることが
できるかどうかでした。


マシンの声を聞くことができるのは
ルートひとりです。

ルートはフィンチに彼女(マシン)の声を
伝えにきます。

マシンに背を向けるフィンチを
説得しようとする。

フィンチは今回の大学生が参加しているゲームが
サマリタンのオーディションになっていることに気づき
悩み始めます。

自分はどうするべきなのか・・・

しかし、フィンチに
マシンの声を聞いて欲しいと思っているルートでさえ
フィンチに言います。

「答えは自分でさがして」

それはかつてフィンチがルートに示した
「人間の自由意志」を尊重する態度でした。

フィンチは問題の大学生に
夢中になっているゲームに勝ってしまうと
強大な力に飲み込まれてしまう・・・
と忠告します。

でも、忠告をするだけです。
無理矢理辞めさせて、閉じこめようとはしない。

「後は本人が決めることだ」

この態度をとるには、厳しさが必要です。
相手への厳しさというよりも
自分への厳しさ。

わが子に「ああしなさい」「こうしなさい」
「あれはだめ」「これはだめ」
と口出しせずにいられない親というのは
この、自分への厳しさが足りないんですね。

「こうあって欲しい」と期待をするのは
勝手ですが、それを期待するのは自分の問題。

相手がどういう選択をするのかは相手の問題。

自分の期待通りにならない相手を責めるのは
相手を自分の一部だと勘違いしている
幼さの現れです。

わたしも息子に対して、妻に対して、
あるいは上司や後輩、同僚達に対して、
勝手な期待を裏切られて
不満を持つことがありますが、
そのたびに、自分に戒めています。

相手のことを人生レベルで考えたとき
本当に相手のためになる判断とは
相手の人生そのものを信じ、敬い、
相手の判断に任せることだからです。

あなたは相手の人生を信じ
相手の判断にゆだねることができていますか?

あなたはあなたの人生を信じ
自分のことを自分で判断し責任をもてていますか?


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2016年03月27日

アニメ「ルパン三世(第4シリーズ) #23 世界解剖(前篇)」自分よりレベルが低いと思っていた人に差を付けられる



卒業シーズンが終わりましたね。

もう少ししたら、入学や進級、新入社など、
新生活シーズンが到来します。

今はそのための移行期。

もう少しして、初々しい新人たちが入ってきたら
わたしも含めたロートルたちが言い始めます。

「若いね〜。今から現実を知って
擦れていくのかな〜」

明らかに上から目線です。

でも、わたしの後輩たちは
目を見張る成長をしていった人たちがいます。

学生みたいな雰囲気だった人が
立派で一本芯の通ったオーラを漂わせ
真摯に仕事に向き合う。

どこか大人の余裕も醸し出す。

そこには、覚悟を当たり前に引き受けた
カッコよさを感じもします。

「若いね〜」なんて思っていた自分が
恥ずかしくなるほど。

わたしも居住まいを正して、
彼らに敬意を払い、
本当に尊敬の念を抱くようになりました。



4月は1日から「ジョジョの奇妙な冒険」が、
3日から「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」が、
スタートします。
4月に入ってすぐですね〜。番組移行期の

アニメ「ルパン三世(第4シリーズ)」

第23話「世界解剖(前篇)」を観ました。

サンマリノ共和国全体のテレビ電波をジャックした
レオナルド・ダ・ヴィンチ。

サンマリノ共和国で新作を発表するという
放送を流します。

新作のタイトルは「世界の調和」。

発表直後、イタリア半島中のすべての人々は、
全員昏睡状態に陥ってしまいます。

同じように昏睡状態に入っていたルパン達…。

ルパンはサンマリノ共和国の街中で
目を覚まします。

ルパンの前に姿を現すダ・ヴィンチ。

ルパンはダヴィンチを追いながら
「世界の調和」の正体に気づくのでした。



ダ・ヴィンチが暴走を始めました。
最終回に向けてのクライマックス前篇。

自分の意識、自分の人格を、
他人の脳の中に送り込む…

そして、自分が思う世界に創りなおすために
自分の意にそぐわない人間は
その人格から自分流に再構築していく…

なるほど。

でも、超超超〜傲慢。

本当の芸術家のダ・ヴィンチが
そんな大切なことをわかってないわけがないけど、
このお話に出てくるダ・ヴィンチは
ダ・ヴィンチの意識を移植された別の何者か…

現代に生れ落ちて、今の世の中を見て
自分が認めるレベルの人間だけで
世界に調和をもたらしたいと考えている。

そのためのオーディションを始めたようです。

でも、これはわれらがルパン三世が
主人公の物語。

わたしたちは、ルパン三世がダ・ヴィンチの
その企みを見事に粉砕してくれることを
わかってみています。

ダ・ヴィンチは何か一つでも
自分より優れたものを持っている人間だけを
認めようとしている様子。

でも、その視点自体がすでに
間違っていますよね。

神様にでもなったかのように勘違いしている。

粛清だ、世直しだと言って、
他者を否定しているテロリストと変わりません。

わたし自身も時々勘違いしてしまうことがありますが、
そもそも、人には「レベルの高い人低い人」
なんてものはない。

その評価をするのが人である以上、
その評価者個人の価値基準ですからね。

わたしも、「まだまだ若いな…」
なんて思っていた後輩に
さっさと抜かれてしまってびっくりすることがあります。

「まだまだ若いな」と思っている時点で
人の見かたを間違えているのですから
抜かれるも何も、
初めから前に居たのかもしれませんよね。

誰だって、誰かより優れているところもあれば
そうでないところもある。

そういう意味でまったく同じ人なんていない。

だから、人そのものを本来は比べようもない。

ダ・ヴィンチがそんなことわからないはずないよ〜


                全ての物語のために









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