2015年08月31日

「イコライザー」なぜ生まれたかを分かった日



「二種類の人間がいる。
やりたいことをやっちゃう人と、やらない人。
でもねぇ、これだけは言える。
やりたいことをやっちゃう人生の方が、間違いなく面白い」

日産のコマーシャルで矢沢永吉さんの
渋いナレーションが流れていますね。

わたしも40歳になってみて思います。

これまではやりたいことをやれる自分を
「目指して」いました。

でも、目指しているということは
まだやれていないってことじゃないか?

なら、目指している人じゃなくて
やっている人にならなきゃ!

で、どうするの?
って思った時に、今やれることで
人の役に立つことを始めればいい。

と思えるようになりました。

おこがましいという思いもなくはないけど
上手くいくかどうかも分からないけど
人助けのために行動してみようやと…
思えるようになった。



一つドラマにハマるとドラマばかり観てしまう。
この夏は劇場公開映画に始まり、
WOWOW制作のドラマにもハマったので、
久しぶりに自宅で映画ざんまんしようと思って
TSUTAYAとGEOを回りました。

「イコライザー」

を観ました。

ホームセンターの正社員、
マッコール(デンゼル・ワシントン)は、
規則正しくつつましく生活していました。

しかし、何かを抱えているのか、
夜は眠れないこともあり、
本を片手に24時間営業のカフェへ。

そこにいつもいる少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)は
本当は歌手になりたい娼婦。

ある日、少女がロシアンマフィアに
ヒドイ扱いを受けたことを知ったマッコールは
悩んだ末に、自分だからこそできる行動を起こすのでした…。



「人生で一番大事な日は二日ある。
生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日。」

というマーク・トウェインの言葉の引用から始まる
この映画。
マーク・トゥウェインはアメリカの作家で
「トム・ソーヤーの冒険」の著者ですね。

自分は何者か?自分に何ができるのか?
それを自分に問いかける人の物語。
それをアクション娯楽エンターテインメントで
表現した傑作です。

静かに始まる映画ですが、
その表現と、デンゼル・ワシントンが醸し出す
雰囲気に見せられて、
始まってすぐに引き込まれていました。


なぜ、彼がやらなければならないのか?
「助けを求めている人がいて、
自分にはそれができるから…」

ドラマ「マグマ」では、
自分の役割を知るための一つの方法として
自分が誰のどんな運命の鍵を握っているか?
を理解できれば、それも役割ととらえても良いのでは?
ということを書きました。

目の前で困っている人がいて、
自分にその人を助ける力があるのなら
それは、自分の役割だということも言えますね。

映画の中でマッコールは初めは
葛藤しながら事を起こします。

しかし、最後は何か吹っ切れたような
肩の荷が下りたような、穏やかな表情で、
もっともっと他の助けを求めている人たちの
助けになろうとする。

「老人と海」など文学作品を持ち歩く
マッコールが描かれますが、
この作品自体がじっくりと自分の内側にある
正義と向き合うことを描いた文学的な作品でした。

実は、マーク・トゥウェインの言葉は
この映画で初めて知りました。

「人生で一番大事な日は二日ある。
生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日。」

自分はこのために生まれてきたんだ…
と思えることに出会える喜び。

わたしもそれを求めていますが、
実は大小に捕らわれなければ
果たせる役割は無数にある。

自分にできることで、それを求めている人の役に立つ。

「自分よりもっと上手くできる人がいる」

なんて謙遜しないで、自分にできるならやってみる。
自分に許可をあたえてみる。

映画の中でもマッコールが昔の同僚に会いに行ったときに
その同僚がいいます。
「彼は助けが欲しかったんじゃない。
許可を求めにきたのよ」
その同僚は、彼の背中を押してやりました。
そして、マッコールは自分に許可を出せた。

過激なことをやれってことじゃないですよ、
もちろん。

電車で席を譲るとか、やりたかった仕事をやってみるとか
閉じ込めていた自分を解放してみる。
できるのにやっていないことがあるなら
人のために役立ててみる。

みんながそうやって生きられたら、
“夢は叶う”が当たり前いの世界になる気がします。


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2015年08月30日

ドラマ「マークスの山 #1〜5(全)」友が類を呼ぶんじゃないよね?



類は友を呼ぶ。でも、決して友が類を呼ぶんじゃない。

友人が観ていると悪いことはできない…

というのは良い友達を持っている証拠だと思います。


人は観ていなくても神様は観ています。

カトリック系の幼稚園で幼少期を過ごしたわたしは
その言葉がずっと残っています。

宗教への傾倒が弱い日本人より
信仰心の強い国の人たちには当たり前の感覚でしょう。

しかし日本人は、神の目よりも人目を気にする。

それが、陰湿で卑屈という国民性を
助長している部分もありますが、
“友情”という部分に関してはその限りではないと思います。

良い友人に囲まれると、
自ずと自分も良く在ろうするもの。

少なからず気になる友人の目。

アイツに対して恥ずかしいことはしたくない。
ある種のプライド。

男性は特に、こういう熱い間柄、
お互いを高め合える友達関係を持っている人は
多いのではないでしょうか?

でも、こういう友人と出会えるということは
幸運なことで、
せっかく若さ特有の純粋な気持ちを持っていても、
こういう友人と出会えない人たちもいるのも
事実なのかもしれません。

そう考えると少し切なくなります。



「株価暴落」を見かえしたことで勢いづき
「マグマ」で盛り上がったら、迷わず未見だった作品に
手を出しました。
今回は、宣言通り最終話まで一気に借りました。

WOWOW制作の連続ドラマWシリーズ

ドラマ「マークスの山」

第1話〜第5話(全話)、最終話まで一気に観ました。

閑静な住宅街で起こった殺人事件。
被害者は元暴力団員・畠山。

事件の担当となった
捜査一課七係の合田雄一郎警部補(上川隆也)は、
生前の畠山の足取りを追うが糸口を掴めずにいました。

そんな中、法務省官僚である松井(矢島健一)が殺されます。
その傷口は畠山の事件のものと似ていて、
事件は連続殺人へと発展、と思いきや、
警察上層部からは「合同捜査はなし」という命令が下ります。

地検の特捜が絡んでいることを知った合田は、
大学時代の同期であり元妻の兄でもある
東京地検検事・加納(石黒賢)に説明を求めますが、
「上の命令に従え」と拒まれ真相はわからず・・・。

一方、医療刑務所を出所した謎の青年・水沢(高良健吾)は、
恋人であり看護師の真知子(戸田菜穂)の元に身を寄せます。

同じころ建設会社社長の佐伯(佐野史郎)の
贈賄容疑を取材していた「週刊潮流」の記者・根来(小西真奈美)は、
編集長の滝沢(相島一之)から一時棚上げを命令され、
代わりに畠山の殺害事件を追いかけるよう促されます。

畠山の前科事件の公判を担当した弁護士・林原(小日向文世)の
話を聞きに行く合田。

根来も林原に目を付け訪ねますが、
なぜかそこには建設会社社長・佐伯の姿が…

巧妙に張り巡らされた“組織の圧力”に
合田や加納、捜査員たちが誇りをかけて立ち向かっていきます。



高村薫さん原作の小説のドラマ化
続く「レディジョーカー」もWOWOWでドラマ化され
合田や加納、おなじみのキャラクターが
同じ配役で登場しています。

期待を裏切らない見応え充分の作品でした。

「マークスの山」
・・・山です。

合田も加納も山登りが趣味で、
オープニングも2人が山を登っているシーンで始まります。

山登りの仲間は普通の友情とは一味違う
深い絆で結ばれるのだとか・・・

林原をはじめとした他の山仲間たちも出てきます。

まだ学生の雰囲気を残した若い山仲間たちが
テントの中で友情を確かめ合い
笑顔で写真を撮るシーンが出てきます。

前途洋々、未来に希望を持つ若者たち…
その彼らの将来に何が待ち受けるのか?

いや、それは彼らがどう生きるのか?
どういう在り方で生きていくのか?

類は友を呼ぶといいますが、
わたしは今回の若者たちに関しては
その言葉が残念に思えました。

その若者たちは、良い大学の学生でした。
それぞれ、世間的にも認められるような
しっかりとした職業に就き、地位も名誉も築いていく。
それには、それ相応の努力が必要だったはずです。

そんな彼らは、堅い友情で結ばれて
同じ在り方を共有するようになります。

わたしからすれば、その在り方は
非常につまらないバカげた在り方でした。
でも彼らにとっては
何より大事なことだったようです。

ホンネでは何より大事なのはそんなことではない
と分かっているから、“秘密”を持つことにもなる。


出会いが人を決める。

これは大いにあることでしょう。
でも、友人に恵まれないと不幸なのか?
というと、必ずしもそうだとは思いません。

逆も言えるはずです。

人が出会いを決める。

つまり、自分の在り方が出会う相手を選ぶということ。

そのためには、まず自分と言う人間を
自分で作り上げていく。
軸を自分で作り上げていく意識が必要です。

わたし自身は、まだまだ甘ちゃんで、
人間性的にも途上ですが、

自分で自分を創っていく、よく在ろうと思える自分でいたい。
そういう在り方への意識はわたし自身から
息子にも感じとって欲しいと、親として願うところでもあります。


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2015年08月29日

ドラマ「花咲舞が黙ってない 第2シリーズ #7」天才が支えるフツー大国ニッポン、コレ凄いこと!!



わたしはサラリーマンです。

今の会社に骨を埋める気はないし
会社を変えても、
サラリーマンという生き方そのものを
自分自身にずっと続けさせる気はありません。

サラリーマンの中には
そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?

正直言って「甘い」
…といわれることの方が多い。

じゃあ、独立するのか?
と言われれば、自分でもまだ
『甘い』ことを分かっていて、
すぐに独立なんてできない。

じゃあ、いつまで準備するの?
って言われたときに答えられずに
「目標をかなえる人は、期限をつけてるんだよ」
と言われ、期限をつけられない自分に
また「甘いのかな〜」なんて自信を無くしかける。

一方、

「俺はこの会社でやっていこう!」
「俺はサラリーマンとして大成しよう!」
と思っている人もいます。
あるいは、
「大きな成功を望んでいるわけじゃない。
そこそこ人並みの暮らしが維持できれば
贅沢は言わない」
と、穏やかに、でもその自分の今を
現実的に腹を据えて生きている人もいます。

前述したとおり、
自分自身には一生サラリーマンをさせるつもりはない。

さまざまな準備、活動をしているし、
自分の甘さには気づいている部分もあるし、
そこは成長させようともしているし、
まだまだ気づいていない部分もあるだろうと
目を光らせてもいる。

それでも、非常に多く誤解をされるのもまた
事実です。



夏休みが終わりますね。8月下旬は
梅雨が戻ったように雨が多く、
わたしの街も含め、台風の直撃を受け
大変だった人も多いのではないでしょうか?
9月はシルバーウィークもあります。
心地よいサラサラの風が吹く秋晴れを期待したいな。
そんな気分の中、7月期のドラマは
クライマックス突入まじかではないでしょうか?

ドラマ「花咲舞が黙ってない」 第2シリーズ

第7話を観ました。

舞(杏)と相馬(上川隆也)は、取引先の
財務情報が漏洩してしまったという連絡を受け、
五反田支店への臨店を命じられます。

情報が漏洩したのは、「サワダ建業」という会社。
支店長室へ入るとそこにいたのは
「サワダ建業」の融資担当は松木(成宮寛貴)。

昨夜、自宅で仕事をしようと
規則違反であることは承知の上で
サワダ建業のクレジットファイルを支店の外に持ち出し、
それをどこかで盗まれてしまったとのこと。

そして今朝、女性の声で支店長宛てに電話があり
「ファイルを拾ったから届けたい。
100万円くらいの謝礼をもらえるのか?」
と要求されているというのです。

相馬は警察に届けるよう提案しようとしますが、
東京第一銀行を揺るがす不祥事だということで、
話を聞きつけた真藤常務(生瀬勝久)から、
警察沙汰にはせず、内々に解決せよとの
命令が下ります。

このままでは、松木がすべての責任を負わされてしまう。

事件解決の手がかりを探すため、
舞と相馬は、昨日の松木の行動をたどります。

クレジットファイルを持ち出して支店を出た松木は、
融資課長の門田(音尾琢真)から半ば強引に誘われ、
品川物流の社長・葛西(戸次重幸)との会食に
連れられて行ったことがわかり…。



準レギュラー的に何度か登場していた松木。
残念なことに今回は転勤させられることに…。

舞に恋して、誘っていた松木。
銀行では一度バツがつくとダメだ…と、
失敗を恐れていた松木でしたが、
最後はサッパリと転勤を受け入れ、
心機一転、新天地やり直す腹は決まっていたようです。
気持ちよく、舞に別れを告げて行ってしまいました。

わたしの勤め先は、契約形態に関係なく
雇用時の契約の種類によって、
転勤がある枠で入社した人と
転勤がない枠で入社した人がいます。

わたしの場合は転勤はありません。

しかし、転勤がある人たちをみていると
本当に驚かされます。

なぜか転勤を言い渡されるのが
1週間ほど前…もう、直前です。
それでも、いさぎよく引き受けて
新天地へと旅立っていく…

家族持ちだろうか独り身だろうが関係なく。

もちろん、その中には
「まいったな〜」と嫌々行く人もいれば
「やった〜」と喜んで行く人もいる。
それは人それぞれなのでしょう。

いずれにせよ、会社に言われて
そのスピードで決心して準備して
本当に行っちゃう。

そういう働き方をちゃんと受け入れている。

転勤を簡単に受け入れられない
わたしにとってはこのことだけでも
本当に凄いと思ってしまうわけです。

一生続ける気があるかどうかは別として
今、その生き方をしっかりと
受け入れられているいさぎよさ…

それぞれ自分たちが決めたことを
当たり前に受け入れていればいいわけなので、
逆から見れば、わたしも
転勤はしないという生き方を選ぶという
決断をしてそれを受け入れている。
と取れなくもありませんが、

わたしが、そういうサラリーマンを尊敬するのは
それだけではありません。

同じ建物の中で部署移動するのとは違って
他県など遠方へ転勤する人たちは
会社がその人の将来を有望している場合が
非常に多い。

つまりそれだけ仕事ができるということ。

仕事ができるという人の中には、
単に数字が出せるという人と、
きちんと人を見てお客さまや取引先や
同僚たちと向き合ったうえで、
本当の意味での仕事の信頼を得ている人とに
分かれます。

わたしの会社の場合は
遠方に転勤をする人の多くが、
後者の場合が多い。

それは地方から中央に行く人が多いから
そうなのかもしれません。

いずれにせよ、そういう人たちは、
わたしから見れば「天才」です。

とてつもないビジネススキルを持っているだけ
ではなくて、組織の中で生きる術も天才級。
才能と才能のダブルインパクト、
トリプルインパクト…いやそれ以上という人もいる。
言葉の使い方が合っているかどうかは別として…

わたし自身の信条について言えば、
自分が雇われないと生きていけないという
状況が意に反するというのが一つ。

もっとわがままな本能の声を言葉にすると
人に決められた時に、人に決められた場所で
人が作った仕事をする。
ということそのものが性に合わない。

その性に合わないというのを裏返すと
不器用すぎて、
瞬時にさまざまなビジネススキルを要する
組織の中での仕事に向いていない。
言い換えれば仕事ができない。

ということになる。

だからこそ、わたしはそれでも雇って
頂けている現状に感謝し、
せめて自分にできることはほかの人以上に気づき、
ほかの人以上に丁寧にやって、
仕事ができる人たちが取りこぼしがちな部分を
フォローしています。

だから、一生サラリーマンという生き方を
自分に良しとしないのは、単に個人的に、
「コレをするために生まれてきたわけではない」
という思いがどうしても拭えないからであって、
サラリーマンの仕事を軽視していなければ
むしろ尊敬すらしている。

どんな仕事でもわたしは能力のある人を
尊敬してしまいますから。


今、日本を席巻しているフツーという枠の中の情報は
ほとんどがサラリーマンに向けて発信されています。

それだけ、サラリーマン人口が多いということ。

実際に、今日本を動かしている企業には
そのサラリーマンが必要なわけですから、
サラリーマンがこの国を支えているのは
まぎれもない事実です。

ですから、わたしたちがフツーという言葉を使うとき
そのフツーは天才たちが作っていると言える。

この国のフツーは天才レベルということです。

それはきっと、サラリーマンに支えられている
社長さんたちにもよくわかる話であるはず。

そう考えると、経済大国としてはすでに
衰退しているとはいえ、
天才大国としては決して衰えていない。
凄い国だなと思います。




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2015年08月28日

ドラマ「ナポレオンの村 #4」理由のない涙の理由



涙にはいろいろな涙があります。

痛いとき、悲しいとき、苦しいとき、寂しいとき、
嬉しいとき、感謝しているとき、
人の気持ちに共感してもらい泣きするとき、
物語に感動するとき…

涙がでるとき、あるいは
泣きたいとき、
そういうときは自分と向き合ういい機会ですよね。

でも、向き合ってみると
そういう時の涙はわりとわかりやすい。

ところが、同じ涙でも、
「何がどうした」と言葉にはできないけど
湧き上がる涙というものがあります。

これは非常にわかりづらいところに
その原因が潜んでいる。

でも、その涙が出るときは
言葉にはしにくくても、
自分には「そうか、これなんだ」と
実感を持ってわかるという種類の涙です。

心の底の魂の部分に心と体が共振して
涙が溢れ出す感覚です。



特番のせいか暫く放送がなくて
さびしいですが、
今シーズンもっとも信頼して楽しめている作品。

ドラマ「ナポレオンの村」

第4話を観ました。

由香里(麻生久美子)は
友人である小塚楓(青山倫子)と、
神楽村の最近の村おこしを肴に飲んでいました。

楓は、なんでも流行りモノに飛びつくタイプで
次は、田舎のスローライフへと
軽い気持ちで目を向けているようです。

神楽村は滝壺レストランの人気で、
継続的に観光客が来るようになっていました。

浅井(唐沢寿明)はさっそく次の課題として、
神楽村で暮らす人を増やそうと考えていました。

そして、市役所の仲間たちの会話の中から、
村の独身男性のパートナーを見つける
“婚活イベント”をひらいたらどうか?と思いつきます。

しかし源治郎(星田英利)をはじめとする
村の青年団連中は、
「こんな村に都会の女性が来るわけない」
と初めから諦めムード。

一方、由香里は市長の福本(沢村一樹)に、
本当に神楽村を廃村にする必要があるのか?
…と訴え始めていました。

福本には、「市の財政のため」という理由とは別に、
神楽村を廃村にしたい理由があるのではないか?

君はどっちの味方なのか?と
福本に追い詰められた由香里は、
浅井に協力するべきか、
福本に従うべきかの葛藤が大きくなってきていました。

浅井はマーケティングコンサルタントである友人、
戸川(山本耕史)の協力を得て、
青年団と婚活イベントのアイデアを出し合いながら盛り上がります。

楓を含めた女性参加者も決まり、
福本のスパイとして送り込まれた
農林商工課の山田(ムロツヨシ)も参加者として加わり
イベントの準備は着々と進んでいくのでした。



村の青年団たちに春が訪れるかどうかは
見ていただくとして、
今回は、泣き虫由香里です。

毎回、浅井に反発しながらも
しっかりと協力して、
最後は感動してワンワン泣く泣き虫の由香里。

彼女は自分の中の葛藤に
今回のお話で立ち向かいます。

浅井も、それから村の相談役、菰田(イッセー尾形)も
そして、市役所の喜多(岩松了)も、
由香里の弟・直人(山下健二郎)も、
さらには、コンサルタントの戸川も…
暖かく由香里を見守っていました。

超大作フルCGアニメーション「キャプテンハーロック」で
ハーロックが自分の命を狙う主人公のヤマに問いかけます。
「それはお前が決めたことか?」
「自分を縛るものと戦え」

今回の由香里はまさにこの
自分を縛るものとの戦いをしていたんですね。

コモダさんに言われます。
「本当の自分の道…心の声に従いなさい」と。

自分を縛る、キャリアのために頭で考えた自分の道と
心の底から「こうしたい」と思える道。

そのせめぎ合い。

自分の中での迷い、葛藤、戦い。

葛藤でいっぱいいっぱいになったとき、
浅井にかけられた言葉によって
由香里は涙が溢れ出してきます。

これまでのお話の由香里の涙は
感動的な出来事を目の当たりにしたもらい泣きでした。

でも、今度の涙は違います。
もらい泣きでもなければ、
出来事に対する感動でもなければ、
悲しみや、感謝などによる涙でもない。

自分の魂と、体が連動した涙。
自分の魂が「ここだよ!」と言っているのが
聞こえた合図。

これまでのお話の由香里の涙は
観ているわたしには、ほんわか和むもので、
それを見てわたしが涙することはありませんでした。

でも、今回では由香里の涙に
わたしがもらい泣きしました。

わたしはただのもらい泣きではないことを知っています。
わたしがなによりも大切にしているのが
自分の中の魂の声だし、
わたしは家族にも、友人たちにも
あなたにも、同じようにそれぞれの魂の声を
大切にして欲しいと思っているからです。

音楽を聴いて…景色を見て…
何かをやりたい!と思った自分を知覚して…
子供のころの思いを思い出して…

訳も分からず涙が溢れたり、鳥肌が立ったら!

紛れもなく、「そう!それだよ!」
というわたしたちの魂からの合図ですよね。


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2015年08月27日

「ジュラシック・ワールド」次の幸せステージへの合図



幸せのカタチは人それぞれです。

結婚ができなければ幸せになれない。
家族が築けなければ幸せになれない。

と、「これが幸せと言うモノです」
というカタチがあるわけではありません。

それでも、わたしは
人間として生まれた以上、
家族を築き、子どもを育てるという経験は
人間としての成長と言う意味でも
ひとつ違うステージに上がれることだと
感じますし、

幸せのステージという意味では
その感じ方のレベルが
グングン上がっていくキッカケにもなると
信じています。

自分が親になる感覚がよくわからない…
という場合は、周囲の人が親になった時に、
赤ん坊に触れる機会があるといいですね。

その時に、わき上がる感情に
敏感になって欲しいと思います。



世界No1記録達成…
そのニュースを知ってからも、
劇場へ足を運ぶかどうか、迷っていました。
でも、台風で仕事も大変だったことから解放されて

「ジュラシック・ワールド」

を観に行ってきました。

ザックとグレイは1週間ほど両親のものとを離れ、
世界的な恐竜のテーマパーク、ジュラシック・ワールドへ
遊びに行くことに…

パークの責任者であるクレアは、
ザックとグレイの叔母。
2人を迎え入れたのは良かったのですが、
仕事が忙しくて2人の面倒を助手に押し付けて
自分はビジネスに大忙し。

遺伝子操作によって新種の恐竜
インドミナス・レックスを誕生させたクレアは
恐竜の飼育をしている元軍人の
オーウェンにインドミナス・レックスの
檻の強度について相談をしようとしていました。

しかし、様々な動物のDNAで構築されている
インドミナス・レックスは驚くべき知能で
檻を脱走します。

毎日2万人以上の人出賑わっているパーク。
家族連れがひしめくパークに
脅威が猛スピードで向かい始めます。

そんな中出された緊急避難の放送。
しかし、クレアの助手から逃れたザックとグレイは
パーク内でさ迷うことに・・・



見て良かったです♪

映画が終わった後、
「面白かった〜」という声が
ため息とともに自然と口をついて出ました。

世界No1記録と言うのは
夏休みに家族連れで観れるという
タイミングや条件にも助けられているとは思います。

それでも、「映画ってこうだったよね」
というドキドキの世界に連れて行ってくれる。

劇場で見ておいて本当に良かった。


クレアは姉であるザックとグレイの母親から
2人のことを託されるのですが、
一緒にパークを回ってやれずに
2人から離れたことをひどく後悔することになります。

そんなクレアがどう変わっていくのか?

ファミリームービーにふさわしいテーマでした。


わたしには妹と弟がいます。

中でも一番に結婚したのが妹です。

わたしが結婚するよりも前に、
すでに長女を生んでいました。

初めて、赤ん坊である姪を抱いたとき
身体の内側からわき出した感情…

愛おしさの一種ですが、
そんな感情が自分の中にこんなに強く芽生えるのか?

という発見は、妻と結婚し、
2人の間に子どもができることを
恐れるよりも待ちわびるほうに気持ちが向かった
そのキッカケにもなっていたかもしれません。

学生の頃にも、早くに友人が結婚していて
友人たちと集まるときには
子連れで来たこともありました。

その時は、自分の小さな分身がいるって
どんな感じなんだろう…

と想像はめぐらせはしましたが、
自分もいつかは親になるという
漠然とした想像だけで、
わが子の誕生を待ちわびる気持ちまでは
湧きませんでした。

友人の子と、身内の子という違いも
無いとは言えませんが、
精神的な成熟度がもっとも大きかったと思います。

それでも、あそこで妹の娘を抱っこすることがなければ、
わたしが子を持つのは、もっと遅くなっていたかもしれません。

身近な人が家族を持つことをどう受け取るか?
それは人それぞれでしょうが、
それを目の当たりにするときの自分の感情には
敏感になって良いと思います。

幸せのレベルを次のステージへ向ける
自分の中の合図に気付けるはずです。


                 全ての物語のために













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