2017年06月27日

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season #3」ホンのひと時に物語が、人生がある



映画は約2時間のストーリーでできています。

連続のテレビドラマは1時間。
アニメは30分。

わたしたち家族で大好きな
「ポンコツクエスト」にいたっては4分です。

これだけの時間の中に
ストーリーが詰まっている。

詰まっているのは、
ただそこに描かれている物語だけではありません。

それぞれの登場人物の背景だったり
関係性だったり

優れた物語は、
そういった描かれない物語も感じさせる。

わたしたちの日々の生活もそうですよね。

ホンのわずかな時間で起きるエピソード。
一瞬の誰かの笑顔。
そこに、ドラマが必ず潜んでいる。

表のドラマではなく裏のドラマ。
横軸や縦軸のストーリーではなく
奥行きのストーリーであったり、
物語の幅であったり。

物語は、今居るここを起点にして、
360度の方向にある地点からまた
360度の方向に無限広がっています。

他次元に広がっていますよね。

人の相談を受ける。話を聴く。
そんな時、わたしは他次元のストーリーに
感受性のチャンネルを合わせるように
意識を集中するようにしています。



3rdシーズンから脚本家さんが代わるようです。
少し雰囲気も代わるのでしょうか?
わたしが好きなドラマ「Oh,My Dad!!」や「宮崎のふたり」の
安達奈緒子さんというかた。他に有名な作品だと
「リッチマン、プアウーマン」「大貧乏」などがあるようですね。

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season」
第3話


藍沢(山下智久)は、
祖母・絹江(島かおり)の病室を訪ねてくる
山田一郎が気にかかっていました。

しかも、絹江は寝ているときに
うなされるように物騒なうわ言も口にしていまた。

しかし相変わらず何も話そうとしない絹江。

一方、緋山(戸田恵梨香)の心臓は、
やはり爆弾を抱えていました。

検査の結果、カテーテルによる手術が必要でした。

2時間ほどで済むと心臓内科医はいうのですが
回復率は約6割少々。

前回の手術でフェローとして2ヶ月の
ブランクが出来てしまった緋山は、
安易に手術の同意書にサインできません。

そんな時、消防からドクターヘリ要請が入ります。

駅の階段で乗客の将棋倒しが発生し、
傷病者が多数出たのです。

藍沢は、橘(椎名桔平)、白石(新垣結衣)と
ヘリで現場へ飛びます。

現場を見て愕然とする藍沢たち。

何と、3人の若者が階段の途中で
スキー板で串刺しになっていたのです。

橘と三井(りょう)、西条(杉本哲太)も合流します。

串刺しの3人は男2人と女が1人の大学生。

一番上になっている松井透(濱田岳)は
スキー板が骨盤を貫き、
真ん中の木沢広之(日和佑貴)は頭を打って
危険な状態でした。

松井は、一番下にいる恋人の
森田恵理(小林涼子)をかばって
こんな状態になったと藍沢たちに説明します。

安易に板を抜けないため対策を練る医師たち。

後からやって来た緋山は、
橘から患者のトリアージを任され、
沙希(中別府葵)をヘリで搬送する手配をとり、
白石と冴島(比嘉愛未)が診ている患者のもとへと
駆け寄ります。

患者には気胸が認められ、
すぐに空気を抜く処置が施されました。

処置を終えて運ぼうとしますが、
出血が止まりません。
そしてついに心停止。

居合わせた患者の両親から、
心臓に先天性の疾患があると聞いて…。

一方、藍沢たちは西条の執刀で
木沢の処置をしますが、
一刻も早く病院に運部必要があります。

決断をしなければならないときは
刻一刻と近づいていました…



1stシーズン、2ndシーズンの脚本を書いていたのは
林宏司さんという方。「医龍」シリーズや
「離婚弁護士」シリーズ「BOSS」シリーズの他
わたしが見ていた作品だと「アイムホーム」
「お義父さんと呼ばせて」などを書かれた方です。
「救命病棟24時 第2シリーズ」も福田靖さんと
共同で書いていたようですから納得ですね。

今回の話しでも、それぞれの医師、患者に
ドラマがあるわけですが、
中でも濱田岳さん演じる松井が印象的でした。

お調子者なのか、アドレナリンのせいか
スキーに串刺しになっているというのに
ひっきりなしにしゃべっています。

松井だけではなく、一緒に串刺しになっている
木沢や恵理もそうですが、
彼らは動けません。

3人折り重なったまま。

でも、次第に彼らの関係性が明るみになり
松井はとんでもない決断を迫られ、
恵理のためにそれを受け入れる。

折り重なっていたほんの少しの間に
見せる壮絶なドラマ。

そして、わたしは彼らのこれまでの生活や
生い立ちを想像せずにはいられませんでした。

松井はどんな思いで自分の運命を
あの短い時間の中で受け入れたのか?

この作品は毎話、重い物語が幾重にも
折り重なって濃密な作品なのですが、
この話は濱田岳さんの独特のキャラクターもあって
松井というキャラクターが主役たちをくうほどの
輝きを放っていました。

役者が表現する人物。
そこに込められた松井という人間の
人生という物語・・・ストーリー。

彼は自分の未来に
どんな想いを馳せていたのでしょうか?

どんなストーリーを思い描いていたのでしょうか?

わたしは常日頃、
一瞬の中に無限の幸せがある
と思って生きています。

だから、一瞬一瞬に感じとれる幸せの濃度、深みを
増していけるように意識して生きている。

そこに他次元ストーリーという考え方
感じ方を重ね合わせると、
より深く、一瞬を感じとれるようになります。

途方もない話しかもしれません。

でも、脚本家のみならず小説家、マンガ家・・・
エンターテインメントの物語を織りなす
ストーリーテラーたちはその途方もない作業を
具現化している人たちだと思います。

わたしたちが人に対して
思いやりを持てるのも、
この他次元ストーリーを感じる力が
もともとあるからでしょう。

それを意識するかしないかで、
自分の中に入ってくる感覚の濃度が一気に増します。

それをあなたや大切な人の幸せに
どのように使っていくか?

それはあなた次第。

わたしもそのスキルを毎日磨こうと必死です。


          全ての物語のために









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2017年06月26日

「レイルロード・タイガー」この偉人たちから学んだことを



最近、日本のアニメ映画がまた
活発になってきていますよね。

細田守さんの作品群もそうですが
昨年から今年に欠けての話題は
なんといっても「君の名は。」でしょう。

その勢いにのって、ジブリから育った人たちの
作品も最近よくみかけるようになりました。

でも、そんな作品たちの出来不出来に
かかわらず、やっぱり
おじさん・・・おじいさん?たちは
若い人たちに対して、黙っていられなく
なっちゃうんですかね?

ハリウッドでアカデミー名誉賞を受賞した
宮崎駿さんもなにやらまた動き出したようです。

そしてこのたび同じ賞に輝いた
わたしの幼少期からのヒーローであり、
尊敬すべき映画人、ジャッキー・チェンも

まだまだ
・・・まだまだまだ!

意欲的に新作をどんどん創ってくれています。

やっぱり叶わないな…でもいいし
もう、オレたちの時代だ!・・・と反発でもいいけれど
彼らのその底力や姿勢には
やはり学ぶべきことが多いですよね。



こういう言い方をすると
失礼なのかな・・・
中国ではこういう作風が未だに
ウケるんだな〜と思いました。
日本で公開されて本当によかった・・・

「レイルロード・タイガー」

を見てきました。

1941年、中国の鉄道で働く
マー・ユエン(ジャッキー・チェン)と仲間たち。

彼らは、何度も日本軍の目を盗んでは
物資の略奪などを行っていました。

現場に羽のはえた虎の画を残す彼らは、
「空飛ぶ虎」と呼ばれ
うわさは広がっていました。

山口率いる現地の日本軍からは
当然敵視されていました

ある日、マーは日本軍に追われた負傷兵
ダーグオー(ワン・ダールー)を助けました。

ダーグオーは、日本軍による
物資輸送を妨害するために
列車が通る橋を爆破しようとして
失敗して追われていたのでした・・・



子どものころにこれをテレビで見ていたら
きっと一生懸命になって観ていたでしょう。

今回は、ネットでの前評判も観ていたし
いい加減わたしもジャッキー・チェンの
ファンとして彼の様々な作品を
何度も何度も観てきましたから、
心の準備をして、はじめから「楽しもう!」
と決めて観に行きました。

何より息子と一緒に
ジャッキー・チェンの新作を未だに
楽しみにできるなんて事態が夢のようです。

今回の作品ではジェイシー・チャン
つまり、ジャッキー・チェンの息子が
弟役で出てきます。

それもしっかりとした役なので出ずっぱり。

2人が日本軍に捕まって
つるし上げられている時に
言い合いをするシーンは
「オシメを代えてやった!」
みたいなセリフもあって微笑ましかったです。

わたしの息子が
「あれ?これがジャッキー・チェン?」
と間違えるほど若いときのジャッキーに
そっくりなジェイシー。

ちゃんと俳優をやっていましたよ。

反日・抗日映画として、
この映画を観た日本の観客には
不愉快に思った人も多いようです。

中国ではこの映画が
日本で公開されること自体が話題だったようで
ジャッキー・チェンの名前の大きさ
だけではなく、日本という国の
包容力、寛容さがネットでは
取り沙汰されていたそうです。

せっかくそんな風に思ってもらえている
貴重な公開なのですから楽しまなきゃ損。

こんな風に書いていると、
そんなにヒドイ作品なの?

と思われるかもしれません。
なにせネットのレビューには
「ジャッキー映画史上最大の駄作」
なんて書いている人もいましたからね(笑)

でも、本当のジャッキーファンから言えば
ぜんっぜん!よくできている方ですよ(笑)

もっともっと!ヒドイ作品は
いっぱいありますから。

本当にファンなのか?と言われそうですが、
ファンだから知っているんです。

そしてそれだけの積み重ねがあるから
「プロジェクトA」や「ポリス・ストーリー」
さらにその後「ラッシュアワー」シリーズ
などでのハリウッドでの活躍、

そういった栄光が在ることも
よく知っています。

すでに今作含めてもう、5タイトルほど
完成していたり、クランクアップしている
新作が日本未公開状態です。

どれもまた、バラエティ豊かで
ジャッキーはどれだけチャレンジするんだ?
とあきれるほどです。

「ライジング・ドラゴン」の後、
引退宣言をしたとおり、
大がかりなスタントはもうやっていません。

「ポリス・ストーリー・レジェンド」も
「ドラゴン・ブレイド」も
アクションシーンはあったけれども
スタントで驚かせるような作品ではなかった。

この作品もそうです。

でもアクションは満載ですよ。
中国映画というか、
昔ながらの香港映画というか、
ストーリーの起伏がハリウッド映画のように
ジェットコースターのようでありませんよね。

結構淡々としている。

でも、最後は魅せてくれましたよ。
ジャッキースタントとしてではないですよ。
一つの映画のクライマックスとして
圧巻でした。

最近のジャッキー・チェンの作品は
ハリウッド資本が入るような
インターナショナル市場向けと
中国国内向けと、はっきりと作り分けが
されているように感じます。

ジャッキー・チェン旋風が
昔日本に吹き荒れたころ、
日本市場を狙っていたわけではない
香港映画を、ジャッキーがでているから
という理由だけでドンドン公開していった。

わたしの年代のファンはそういう作品を
テレビで何度も観て育っているので、
今回、吹替版だったこともあり、
懐かしい感覚でのんびりと作品世界に
浸ることができました。

わたしの弟と息子と一緒に
ジャッキーの弟役をしている息子が
競演している作品を。

幸せな時間でした。

インドではあまり評判がよくなかったけれど
中国では大ヒットをしたという
「カンフー・ヨガ」や
ピアーズ・ブロスナンと競演のシリアス作品
「the foreigner」、
SF要素の強そうな「ブリーディング・スティール」
シュワルツェネッガーとの競演もしている
「ジャーニー・トゥ・チャイナ」
そして、これは日本ではおなじみの
ジャッキー・チェンっぽい作品でしょう、
9月の公開がやっと決まった作品。
「ダイ・ハード2」「クリフハンガー」などの
レニー・ハーリンが監督をしている
「スキップ・トレース」などなど

この作品群を観ても、
スタントはしなくてもチャレンジは続けている
尊敬すべき映画人、ジャッキー・チェンは
健在だと言わざるを得ませんよね。

わたしたちは・・・少なくともわたしや
わたしのような彼のファンには
彼の行く末を見届けて、
そこから学んだことのホンの一部や
要素だけでも後世に伝えていくべき
なのでしょう。


        全ての物語のために


















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2017年06月25日

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season #6」嘘つかれは幸せの始まり



大切な人、身近な人が、
自身を取り繕ってウソをついたり
ごまかしたりするのを目の当たりにすると
寂しくなります。

子どものそういう部分をみると
親としてはついつい

「嘘つきは泥棒のはじまりよ!!」

なんてキツく叱りつけてしまったり・・・

わたしの家庭では、
怖くてごまかしたりウソをついてしまうのは
もっぱらわたしと息子です(笑)

だって・・・怖いんだもん♪

妻はそういうのが嫌いなので
ほとんどストレートに正直に
表現します。

それでも、そんな妻でさえ完全ではありません。
実は・・・ということはある。

わたしが『実は』知っていることだけでも
いくつかあるので、本当はもっと
あるのかも知れませんね。

息子は素直ですから、ごまかしやウソも
まだまだわかりやすい(笑)

もちろんこちらも知らないことは
たくさんあるでしょうが、
まあ、子どもはズルさも幼いころから
えげつなく発揮するものですからね。

知ったときは寂しくなったりもします。
そんなに取り繕わなくてもいいのにって思う。

はい、自分のことは棚に上げて・・・
棚の向こう側へ場外ホームランさせてまで
言っているのは承知の上ですよもちろん。

でも、よっぽどでない限り
わたしは妻や息子をとがめません。

自分のことがあるから?
う〜ん。それも無関係ではありませんが、
少し違います。



昨日の記事ではこのドラマの第2話から
本当の自分を受け入れることについて
考えました。
わたしの中では、同時に今回のエピソードで
考えさせられることと対になっているので
順番は前後しますが、このお話を先に
紹介させてください。

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season」
第6話


藍沢(山下智久)は、
父、誠次(リリー・フランキー)を
自ら訪ねて行きました。

藍沢が知りたいのは、
亡き母の死の真相でした。

母親は実は自殺だったのでは…

と疑っていたのです。

誠次はあくまで
あれは事故だったと言い張ります。

一方、緋山(戸田恵梨香)は、
臨床的脳死診断で脳死の判定を受けた
少年、野上翼の母親、直美(吉田羊)への
説明とDNR(延命拒否)の承諾を得ることを
橘(椎名桔平)に任されます。

緋山の説明に最初は子供の死を受け入れらず、
激しく抵抗した直美。

しかし、緋山の真摯な態度に触れ、
ようやくわが子の氏を受け入れたようです。

緋山は直美に、「どうしたいですか?」と尋ねます。

直美は自分の手でこの子を抱きしめてやりたい
と答えました。

緋山が、子供の挿管を外すと
直美は翼を抱きしめて泣きます。

白石(新垣結衣)と藍沢は、
末期ガンの患者、内藤妙子(キムラ緑子)を診ます。

たった一人の家族で息子の芳雄(太賀)にも
自分の病気を伝えていないと言う妙子に、
藍沢は知らせないわけにはいかないと迫ります。

やって来た高校生の芳雄に、
妙子の状態を説明する藍沢。

芳雄は病状には気づいていました。

しかし今までずっとウソをつき続けてきた妙子が
隠していたいのなら、騙されてやる方がいいと言います。

母の余命を知り再び病室にやって来た芳雄は…。



「嘘をつくのが家族なのか!?」

静かなつぶやきではありましたが
めずらしく藍沢が感情的になります。

自分の心の傷をかばうように隠し続ける
冴島を見て寂しがる藤川には
パイロットの鍛が言っていました。

嘘を着いたり隠したりするのは
そうする理由があるってことだ。

・・・と。だから放っておいてやれ・・・と。
そして、ただそばに居てやればいい・・・と。

藍沢も嘘をつくにはそれなりのわけ・・・
思いがあることに気づいていきます。

秘密や嘘とそこにある思いが今回の
エピソードのテーマとなっていました。

再び自分のことを棚のあっち側に
投げ飛ばしているわたしの話です。

わたしは、嘘や秘密やごまかしが
妻や息子にかいま見得てもとがめません。

むしろ、幸せを感じられる。
そんな自分を思うと本当にジジくさく・・・いや、
本当に成長したなと自分でも思います。

とくに息子はまだまだ成長過程です。
これから思春期まっさかりですから
自分の感情とも激しく
向き合っていくことになる。

そんなときに親や大人、あるいは『正しさ』
という強いものから攻撃されると
気持ちが自分を受け止めることに追いつかず、
どんどん自分を守って頑なになっていきます。

人をとがめるということは
わざわざ素直になれない方向へ
追いやってしまう行為ですよね。

これはたとえ大人だろうが同じこと。

だからわたしは、わたしの前でくらい
そんな弱さ、ズルさも出したっていいよ。
って思っています。

思える自分になろうと決めて
実際にそうなれてきています。

そのうちに怖がらなくても良いことを
心が理解をして彼らは勝手に
自分自身と向き合い始める。

彼らが彼ら自身で成長できるように
わたしは邪魔をしないように心がけている。

わたしが息子に“父親推薦図書”
として全巻そろえてやった
西尾維新さんの「物語」シリーズ。

わたしがこれを、これから思春期に突入する
息子が興味を持ったことを歓迎したのは
第1話から登場するこのシリーズの
キーパーソン、忍野メメの

「助けない。君が勝手に助かるだけ」

というセリフと、勝手に助かる若者たちを
見守る忍野メメの在り方、
そして自分と向き合おうとする若者たちが
とてもデリケートで真っ当に
描かれていたからです。

嘘を疲れるのは寂しい、悲しい。
わが子のズルさなんて、
将来を本気で心配する親からしたら、
何とかしたくて当然です。

でも、それは自分の思いなんですよね。
本人の成長のスピードや事情とは
関係のない自分自身の心の都合。

だから、わたしは彼らの成長のための
課題が『起きている』と捉えます。

つまり、元気に生きている証なわけです。

そう思うと、幸せになれてしまうんですよね。


          全ての物語のために








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2017年06月24日

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season #2」一緒に歳を重ねてくれる人たちを悲しませないために



本当の自分を受け入れるのは難しい。

・・・ですよね?

わたしは未だに苦労しています。

なまけものの自分、頑固で頭のカタイ自分。
寛容さに欠ける自分の正義感。ずるさ。弱さ。

後での反省でいいのなら
こうやって自分を見つめて書き出せます。

でも、問題はそういう面が
でて欲しくないとっさの場面で
出てしまうこと。

妻や息子と面と向かっているとき。
お客さんやクライアントと話をしているとき、
ふと自分の中にわき上がったり
実際に表面にでてきたり・・・

そして、残念なことにその瞬間には
自分を守ることで手一杯なのか
自分の弱さが表にでていることに
気づきもしない。

後になって思い返して独り恥ずかしくなったり
その場でお客さんや同僚にたしなめられる
なんてこともあります。

そこで自分を受け入れられればよいのですが
さらに自分をかばって恥ずかしいことに
おちいってしまうなんてこともありますよね。

でも、それって家族であれ、
友人やお客さんであれ、相手にしてみれば
寂しいことなんじゃないかと思うのです。



3rdシーズンが始まるまでに
見終えることができるか!?
と意気込んでいたのですが、紹介は1日1話、
観るのは1日2話〜4話ペースでした。
気がついたら昨日再生したのが2ndシーズンの
最終回でした!
部分的に紹介して行きたいと思います。

ドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season」
第2話


藍沢(山下智久)は、
肺炎で翔北に入院した祖母、絹江(島かおり)を
たびたび見舞いにくる山田一郎という名前を
受付ノートに見つけます。

藍沢が絹江に尋ねますが、絹江は知らない答えます。

絹江の病室によく出入りしている
藤川(浅利陽介)にも尋ねてみるが、
心当たりはない様子。

白石(新垣結衣)は
緋山(戸田恵梨香)の体を心配し、
診察するようにと心臓外科を手配します。

だが、緋山は入院していた時期にフライト数で
みんなから遅れているからと聞く耳をもちません。

一方、入院してきた冴島(比嘉愛未)の恋人、
田沢(平山浩行)は延命措置を拒否する書類に
サインをしていました。

緊急外来、救急車…次々と患者が運び込まれます。

藍沢たちは、橘(椎名桔平)の指導のもと
治療にあたります。
藤川は頭蓋低骨折の患者にいち早く気づいて
橘にほめられ、翔北に来て初めてほめられたと
ショックを受けたかのように放心するのでした・・・。



沢山運び込まれてくる患者の中に
2組の夫婦がいました。

妻が無理なアンチエイジングばかりして
危険な状態になってしまっている夫婦。
夫は心配そうです。

もうひと組は、
難しい脳の手術が必要な夫とその妻。
難しい手術で、場合によってはこれまでの
記憶を失うかもしれない・・・。

夫が一目惚れをして出会ってすぐに求婚された
思い出を語る妻。

夫の記憶が無くならないことを祈りますが、
手術後記憶は・・・

一方、アンチエイジングやり過ぎ妻の方は
腕を切断する事に・・・しかしその後亡くなります。
女性は海外に整形手術を受けに行き、
帰国前に立ち寄ったレストランで食べた
魚料理でバクテリアに感染していたのです。

歳をとることに異常なほど
抗おうとしていた女性。

彼女は緋山の若々しさをうらやんでいました。

亡くなった妻を寂しそうに看取る夫。

三井(りょう)が言いました。

「一緒に歳を重ねてくれるひとがいたのに」

記憶を失って、自分との思い出も無くした夫と
これからも一緒に生きていこうとする妻と
対照的に見えてしまいました。

大切な人の中から自分の存在が消える。
記憶をなくされるというのは
そういうことですから、これはある意味
嫌われたり、憎まれたりするよりもツラい。

子どもの素行が悪くなるのも
プラスの感情を向けてもらえないなら
逆にマイナスの感情で親の関心を向けよう
とするからですよね。

好かれないなら、忘れられるより
嫌ってくれているほうがまだ救われる。

それなのに自分を忘れた夫を
ずっと支えていこうと思える妻は
やはり強いです。

でも、これが本当の愛ですよね。

アンチエイジングやりすぎの女性の夫も
ずっと心配そうにそばにいます。

でも女性が夫の思いには気づかない。
自分の思い込みだけで結局健康を害し
命を落としてしまう。

自分の老いを受け入れられていない。

老いを受け入れるというと、
元気をなくすとか、しょぼくれるような
マイナスのイメージがある人もいると
思いますがわたしはそうは受け止めていません。

健康を維持し元気はつらつ。
これは誰にだって大切なことです。

健全に健康を保てている人は
確かに若々しく見える。

でもその若さこそ、自分の実年齢を
ありのまま受け入れられるメンタルに
根ざしているんじゃないですかね?

だって自分の現状にあった健康管理を
無理な行くやれているからこその
元気はつらつでしょ?

確か、この話だったかな?
緋山と白石が言い合うシーンが在ります。

白石はいつも強気な緋山が診察を拒むので、
本当は弱虫なんだ!と厳しく叱咤する。

そんな白石に緋山も言い返します。
おとなしそうに見えて、
本当はなんでも自分の思い通りにしたい
傲慢なヤツ!

本当の自分を受け入れることの難しさを
お互いに確認し合うようなシーン。

本当の自分を受け入れられないと
バクテリアに感染して亡くなった女性のように、
大切な人に寂しい思いをさせることになります。

あなたのままで良いんだよ。
と思ってくれている人に寂しい思いをさせる。

わたしたちが日常でついつい
自分をかばってしまったり、
取り繕ってしまうのも、
同じじゃないでしょうか?

家族も友人も同僚もお客さんも・・・
そんなに飾らなくても、
素直に話してくれていいのに・・・
と感じている。

弱い自分、イヤな自分
・・・だと自分が感じている部分。

それを取り繕うということは
一緒にいてくれている人を信頼していない
ということにもなりますよね。

だから、信頼されていない方は
それを感じて寂しくなる。

寂しいから怒り出す。

わたしはまだまだ、カッコつけたい人間です。
だから、妻にも息子にも寂しい思いを
させてしまっていることもあると思います。

せめて、そんな自分を知っておいて、
できる限り本当の自分を受け入れる努力は
続けていきたいな。


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2017年06月23日

アニメ「進撃の巨人Season2 #37(最終回) 叫び」人生はスパイラル



自分のふがいなさを突きつけられると
焦りますよね。

お前はなんなんだ!
まったく成長してないじゃないか!

自分で自分を蹴飛ばしてやりたくなる。

でも、本当はそうじゃない。
同じ失敗をしても、以前の自分とは違う。

同じ失敗じゃないとは言わない。

正確に言えば「同じ『ような』失敗」
ってことになるのだろうけれども、
受け止めなければならない部分もあるから
失敗は失敗として反省しても後悔してもいい。

でも「まったく成長していない」
なんてことは絶対にないんですよね。



まさかのワンクールでの終了。
原作マンガのペースを考えると、
仕方がありませんね。
2018年にSeason3があると最後に出ていたので
それが救いかな・・・

アニメ「進撃の巨人Season2」
第37話(最終回)「叫び」


を観ました。

エルヴィンが引き連れてきた巨人の大群が、
鎧の巨人に襲いかかっています。

壁の内側であるにもかかわらず
まるで地獄のような光景が繰り広げられる中、
調査兵団はエレンの奪還に何とか成功。

しかし、退避する兵たちに向けて、
鎧の巨人が他の巨人を投げつけてきました。

その衝撃で落馬したエレンとミカサの前に、
5年前のあの日、エレンの母・カルラを喰った
あの巨人が現れます。

憎しみ一色になったエレン。
そのエレンを制し、巨人へ向かっていったのは・・・。



完全復活していないエレンの身体。
ミカサもケガをしています。

そんな2人を制して向かって行ったの
ハンネスさんでした。

ハンネスさんは、エレンの母親が喰われる時、
エレンとミカサを肩に抱えて
その場から逃げたあのおじさんですね。

だから彼にとってもその巨人は因縁の敵。

しかし・・・

エレンは黙っていられません。
今こそ自分が巨人になってアイツを倒すべき時。

ところが、回復が中途半端だからなのか?

自分の手を噛んでも巨人に変身できません。

その結果、エレンたちの目の前で
繰り広げられたのは・・・

エレンは泣きわめきます。
自分を罵る。

「何も・・・なんにも変わってねぇな!!お前は!!」

痛々しいくらいにエレンの悔しさが伝わるシーン。
その画力と声優さんの表現力に
思わずもらい泣きしてしまいました。

隣にいたミカサが、そんなことはないと
エレンに優しく語りかけます。


そう、そんなことはない。

あれから5年。
過酷な訓練を積んで調査兵団になり、
自ら巨人化するという
荒唐無稽な出来事を受け止め、
命をかけて闘ってきた。

たくさんの人を救ってきた。

なんにも変わっていないなんてことが
あるはずがない。

変わっていないの思うのは
自分が以前と同じ苦しみを味わっているからです。

為すすべがない状況で自分の非力さを
まざまざと突きつけられた。

あのときと同じ屈辱。


わたしたちの人生は時々こんなふうに言われます。

「人生、山あり谷あり」

いい時もあれば悪いときもある・・・

みたいなことを言うときに使われる表現ですよね。
たしかにいい時もあれば悪いときもある。

楽しいときもあれば、辛いときもあります。

でも、それは単に山を登ったり下ったり
しているわけではない。

全ての経験が、自分を成長させる経験です。
だとしたら着実に一歩ずつわたしたちは
積み上げている。

そこに「良い」「悪い」はなくただ着実に
積み重なっている。

でも、変わっていないと感じるような
同じ過ち、同じ失敗、同じ無力感を
味わうことがある。

以前、それを感じたときに、
2度と同じような気持ちを味わいたくなくて
ここまで頑張ってきたのに、
結局同じじゃないか・・・!

と感じるようなことがあるんですね。

これはどういうことか?

それを、わたしは
人生の螺旋(らせん)と呼んでいます。

スパイラルですね。
らせん階段のらせん。

一周すると同じ所に戻ってきたかのような気がします。
そこから見える景色は依然と同じに感じる。

でも、そこは確かに前よりも一段上の階。

らせん階段そのものには1階、2階という
フロアごとの概念はありません。

なだらかに登っていく坂が
一段一段階段になっているだけ。

手元にバネがあったら手にとって見てください。
ネジがあったらしげしげと眺めてみてください。

爪が入る溝の上下にも溝がある。

生きるとはそのらせんをのぼっている感じ。
同じ景色に見えてもホンの少し上にいる。
そんな自分がイメージできるでしょう。

実際に、以前は未経験だった日々を生きて
今日この時にたどりついているわけですから
以前の自分と同じで在るはずがない。

以前の自分と同じで在ろうとしたって、
むしろそれは無理な名無しです。

嫌でも成長しちゃっている。

その以前と、今との間のギャップに、
以前と同じだと思えるような状況を打破する
鍵があるはずですよ。



             全ての物語のために








posted by ストーリーセラピスト at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ストーリーセラピー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする